症状の変化を見逃さない
監修:京都大学大学院医学研究科 循環器内科学 教授 木村 剛先生
大動脈弁狭窄症の典型的な症状
心臓の左心室と大動脈の間にある「大動脈弁」が何らかの原因で硬くなると、弁の面積が狭くなり全身に送り出す血液の流れが速くなるため心臓に負担がかかり、息切れ、胸の痛み、足のむくみ、ドキドキ、体のだるさや疲れやすさ、気を失うなどの症状がみられるようになります。
日常生活で「息切れ」を感じることはありませんか?
大動脈弁狭窄症の症状は気づきにくい可能性があります
普段座る時間が長い、もしくは無意識に日常生活の行動に制限を加えている場合、症状を自覚していない可能性があります。
加齢に伴うからだの変化と似ていることから、「年のせいだ」と症状の進行を見落としがちです。
「症状はない」と思っても、実は症状があり、病気が進行している場合があります。
見逃されがちな症状をチェックしましょう
以前と比べることで、からだの変化に気づきやすくなります。たとえば、半年前と比べて下記のような変化がないかをチェックしてみましょう。
半年前と比べて下記のような変化がないかをチェックしてみましょう。
ご家族など身近な人が、体調の変化に気づいてあげることも重要です。
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