適切なタイミングで手術治療
手術治療を受けるタイミングを遅らせないことが大切です
- 内服薬で症状を抑えることができますが、病気の進行を遅らせたり、止めたりすることはできません。
- 重症以上まで進行した場合、手術治療が必要だと判断された後、適切な手術方法が選択されます。
- 手術を先延ばしにしたり、拒否したりするうちに心臓の働きは低下してしまい、その後手術を受けたとしても予後(手術後の見通し)が悪くなる可能性が高くなります。
- より良い予後(よご)のためには、手術治療のタイミングを遅らせすぎないことが大切です。
重症以上の大動脈弁狭窄症には手術治療が必要です
開胸手術(弁置換術(べんちかんじゅつ)、
AVR(エーブイアール))
胸を開いて、人工心肺装置(じんこうしんぱいそうち)を使い、機能しなくなった心臓弁を人工弁に取り換える手術
カテーテル治療(TAVI(タビ))
太もものつけ根などの血管からカテーテル(細い管)を使って、人工弁を心臓まで運び、留置する手術
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動画で知ろう!心臓弁膜症
掲載された情報は、あくまで一般的な解釈に基づいており、特定の治療方法・手技等を推奨するものではありません。
ご自身の診断および治療方法については、必ず医師とご相談ください。