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手術後の抗血液凝固療法について

手術後の抗血液凝固療法について

外科的治療を受けた方は、血栓ができるのを防ぐため、術後に血が固まりにくくなるお薬を飲む「抗血液凝固療法」が必要になります。
抗血液凝固療法が必要な期間は、手術の方法によって異なります。弁置換術で機械弁を植え込んだ場合は、生涯にわたり必要となります。弁形成術および生体弁を用いた弁置換術の場合は、心房細動のある方を除いて、術後3か月間程度で済むことがほとんどです。

抗血液凝固剤服用の注意点

抗血液凝固剤を服用する際は、守っていただきたいことがあります。
ワルファリンなどの抗血液凝固剤は血液を固まりにくくする薬で、人工弁と血液の接触によって起こる血栓を予防するために服用します。服用中は以下のような注意が必要です。

定期的に検査を受けてください。

医師に相談薬の量は、その時の心臓や体の状態によって決められます。そのため、定期的に検査を受けることが必要です。また、薬の効きめには個人差がありますので、医師の指示通りに飲んでください。


飲み忘れないようにしてください。

医師から言われた通りの薬の量を飲んでください。また飲み忘れを防ぐために毎日同じ時間に飲むことをお勧めします。


薬を飲み忘れた場合は気づいたらすぐに1回の量を飲んでください。

もし、飲み忘れた場合には、気づいたらすぐに1回の量を飲んでください。次の日まで気がつかなかった場合には、飲み忘れた分は一緒に飲まず、その日の量を飲むだけで結構です。絶対に飲み忘れた分をまとめて飲まないでください。


食事制限があります。

ビタミンKは抗血液凝固剤の働きを妨げる可能性があります。ビタミンKを多く含む納豆やクロレラを食べることは避けてください。また、緑黄色野菜にもビタミンKが多く含まれますので、一度に大量に食べないようにしてください。


出血に注意してください。

抗血液凝固剤により血液が固まりにくくなっているため、出血すると止まりにくくなります。ケガなどによる出血には、十分気をつけてください。


次のことをする時は必ず主治医に相談してください。


次のようなことが起きた場合は、主治医に相談し指示に従ってください。